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複数時間軸のチャートを使った戦略の立て方

異なった複数の時間軸を使ったエントリー戦略

複数時間軸のチャートを見て執行判断の戦略を立てる時に大切なポイントとなるのが、環境認識です。環境認識とは、上位足を使った相場の流れ、どの辺りに価格が位置しているのか、チャートの形状は何を示唆しているのかなどを確認することです。

例えば、15分足ではトレンドが出ていても、60分足や4時間足に切り替えてみると、レンジ相場の範囲内で短期的に発生したトレンドなど、時間軸を変えるとまったく違った景色が見えてきます。

トレーダーのスタイルによって見る時間軸は異なりますが、マルチタイムフレーム分析の基本は、上位足から下位足を見ることであり、スタイルが異なっても変わることはありません。

環境認識における重要なポイントは上位足にある

60分足を軸に取引する場合、上位足にあたる4時間~日足、できれば週足・月足まで一通りパッと目を通す癖を付けるようにしてください。

理由は、上位足になればなるほど統計的な優位性が強まるからです。例えば、4時間足1本分は、60分足で見ると4本分に該当します。時間が経てば経つほど、マーケット参加者の意思が価格に反映されてきます。その結果が上位足です。

上位足の優位性とは

上位足の優位性とは、下位足よりも強固に反応するマーケット参加者の注目度合です。例えば、60分足で意識されているサポート(支持線)帯よりも、日足のサポートの方が強く反応しやすいということです。

先ほど、統計的な優位性と表現しましたが、統計的とは参加者の数を指します。60分足よりも日足、週足を見てトレーディングしている方が多いため、上位足になればなるほど重要なポイントでは価格が大きく反応します。

複数時間軸を使ったチャート分析の方法

それでは、実際にチャートを使ってマルチタイムフレーム分析をやってみましょう。

今回の例は、各時間軸ごとにトレンドは発生するという事を確認してみます。下記のチャートは5分足の下降トレンドです。

Chart31

5分足の上位にあたり60分足を見てみましょう。

Chart32

5分足で囲った赤枠の箇所を60分足で見ると、上昇トレンド中の押し目(リトレースメント)であることが分かります。アプローチ方法は、大きな時間軸から虫眼鏡を使うイメージで小さな時間軸を確認していく流れが分かりやすいと思います。

押し目(戻り売り)は、どこまで行くのか誰にも分かりませんが、私はダブルボトムが発生したり、安値が更新できずにトレンド転換の動きを見せたら反転のきざしと判断して入ります。

順張りと逆張りの定義はトレーダーごとで異なる

5分足では下降トレンド、1時間足は上昇トレンドとなっていますが、どの時間軸で取引するのか、トレードスタイルによって、順張り・逆張りの定義は異なります。

ここでは、1時間足を上位としているため、下位足の5分の波に乗る行為は、逆張りとなりますが、5分足を上位としているトレーダーなら、順張りということになります。トレンドフォローを基本としても、どの波に乗るのかはトレーダーのスタイルによって異なります。

波の種類によっては利益を伸ばせるトレード、伸ばせないトレードがあるので、そういったことも考慮した上でエグジットまでの計画を立てる必要があります。

エントリーには正解がないので、どの波に(5分足の波に)乗るのも正解ですが、上位足の流れに乗る方が勝ちやすいということを念頭に置いた上で、環境認識はしっかり行ってください。

ここで大切なのは、あなたはどのタイムフレームでトレードするのか、スタイルをしっかり決めることです。

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