BIDとASKとは、インターバンク(銀行)が提示する2Wayプライスのことを言います。
FX業者は、インターバンクから2Wayプライスを受取り、顧客に配信します。
※顧客とは、一般の個人投資家を指します。
Bidは、売値
Askは、買値
を言います。
表示されているドル円のプライスを例にすると
100.000(Bid) ~ 100.003(Ask)
となります。
ここまでは、トレードを行う上で基本的な事になるので、ご存知の方が多いと思います。
ここからが本題ですが、シェードについて記事にしようと思います。
シェードとは、簡単に説明すると、FX業者のディーラーがインターバンクから受け取っているプライスを上下にズラして、顧客に配信する行為を言いますが、この言葉を聞いたことがある方は極少数派だと思います。
シェードの目的は、FX業者が収益を上げるために行う作業になりますが、そのプライスを受け取っている顧客にとっては、不利なプライスを受け取ることになります。
もちろんFX業者もリスクをとる行為になっている場合もありますが、大半は、業者側にプラスになる行為と認識して問題ないと思います。
2つ以上のFX口座をお持ちの方は、気付いているかもしれませんが、業者間の提示するプライスにズレがあると思います。
その理由のひとつがシェードになります。
もちろん、配信元のインターバンクやスプレッドの差が異なれば、多少違うプライスになる可能性もありますが、どのFX業者も契約しているインターバンクは同じなので、大きな差は出ないと思います。
ただし、シェードという行為は、相対取引でやっている以上、悪ではないということも認識しとくべきです。
良いプライスで取引したかったら、やはり業者選定は重要なプロセスではないでしょうか。
以上が、BIDとASKに関する裏話でした。
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